~瞑想で松果体を活性化!~

脳力&人生を開く!

 

◆松果体とは

あなたは松果体という体の器官を知っていますか? 松果体は眉のすぐ後ろで脳半球の中央下部にある、えんどう豆大の松のかさのような形をした、ホルモンの分泌腺です。

 

出典upload.wikimedia.org 

 

松果体が主に生成するホルモンは睡眠をコントロールするメラトニンで、夜暗くなると増加し人は眠くなります。メラトニンは私たちのホルモンの中でも抗酸化力がとても強く、ガンを予防する効果などがあるという事が研究によりわかっています。

哲学者のルネ・デカルトはその著書「省察」で「この世界には物質と精神という根本的に異なる2つの世界があり、相互作用する」という説を唱えました。そして松果体の事を「魂のありか」と呼びました。

魂のありかである松果体は脳から情報を受け取り、脳に指令を返す管制塔のような役目をしているとデカルトは考えていました。

 

  

松果体は私たちの健康、意識、直感力の発達にとても大切です。また松果体は私たちの目にあるのと同じ光の受容体のクリスタル(ケイ素)の結晶を含むため、第3の目とも呼ばれ、ヨガでいう第6チャクラのエネルギーセンターと関係していると言われています。

 

古代の人々ばかりでなく、現在でも未開の地のシャーマン達は、松果体の持つ潜在能力、いわゆる第6感と言われる、超感覚を生活に取り入れています。
 

松果体が活性化すると、直感力が向上し、人類が共通に持っている古い記憶に由来する、サイケデリックな能力につながり人生が好転すると言われています。

 

~最先端の瞑想で松果体を活性化~

 

 

キャリアママ瞑想会では全世界に300箇所以上の瞑想センターが設立され、迅速にストレスの元になっている考えを手放し、本来の純粋な自分につながることに出来る最先端の瞑想メソッド「引き算の瞑想」に取り組むことを推奨しています。

 

 

  

★引き算の瞑想は次の7つのステップから出来ています。

 

 

 

 

出典:

The Subtraction Method | Woo MyungThe Great Teacher of Meditation

リンク:

woomyung.com

 

 

引き算の瞑想の7つのステップ

レベル1:記憶された思考を捨てる
(宇宙が自分であることを知るレベル)
レベル2:自己や人間関係のイメージを捨てる

 (偽りの心がないことを知るレベル)
レベル3:肉体を捨てる
(宇宙が自分の中にあることを知るレべル)
レベル4:肉体と宇宙を捨てる
(本来の魂と精神、本来の魂と精神の世界を知るレベル)
レベル5:肉体と宇宙を捨てる
(オリジナルの魂と精神、オリジナルの魂と精神の世界を知るレベル)
レベル6:自己を排除し宇宙になる
(オリジナルの魂とスピリットになるレベル)
レベル7:錯覚の世界とその世界に生きている自分を捨てる
(全てを排除して、真実として復活し、真実の人生を歩む)

 


【免疫力を上げる瞑想の効果についての研究

 

 

~長時間瞑想が血漿メラトニンと血中セロトニンに及ぼす影響について~

 

 


◆背景

瞑想の効果はよく知られているが、生化学的なメカニズムは完全には特定されていません。効果のメカニズムの一つとして、神経でつ物質への影響を介している可能性があります瞑想の効果はよく知られているが、生化学的なメカニズムは完全には特定されていません。効果のメカニズムの一つとして、神経でつ物質への影響を介している可能性があります

◆材料・方法

上級男性瞑想者(n=27、平均年齢46歳)を対象に、1時間の瞑想の前後に血漿メラトニンと血中セロトニン濃度を測定し、1時間休息後の対照群(n=29、平均年齢43歳)と比較しました。また瞑想者においては、連続した3時間の瞑想の前と後のメラトニン、セロトニンの濃度を比較しました。

 

◆結果
実験開始前、メラトニン濃度の中央値は、瞑想者では4.9pg/ml-1、基準郡では3.1pg/ml-1であった。1時間の瞑想実践後メラトニンは瞑想者では中央値
3.1pg/ml-1まで減少したが、基準軍では変化がみられなかった。
 また1時間の瞑想実践後、瞑想者と対照群の両方でセロトニン濃度が低下した。また瞑想者群において、瞑想3時間後には、瞑想者のメラトニン濃度はさらに減少した。


◆結論

今回の調査結果は、上級瞑想者は非瞑想者よりも平常時はメラトニン濃度が高いことを示唆している。一方血漿メラトニン濃度は長時間の瞑想中に減少するが、これは本研究では説明されていない、知見である。

また、セロトニンは1時間の瞑想後と休息後の両方で濃度が減少することから、セロトニンは一般的な休息マーカーであり瞑想特有のリラックス効果の指標ではない可能性が示されました。
(論文紹介終了)

 

この論文にあるように、長時間の瞑想実践者の平常時のメラトニンレベルは対照群と比較してとても高いということです。メラトニンと言えばは昼間太陽を浴びてアミノ酸のトリプトファンなどから合成されたセロトニンがが夜、暗くなると松果体でメラトニンに合成されるホルモンです。

 

このメラトニンは体内で合成されるホルモンの中でも、活性酸素などのフリーダジカルを除去する力は横綱級で、とても強力な抗酸化作用を持っています。またメラトニンは睡眠を司るホルモンの眠りの周期を調整します。


このように瞑想は松果体を活性化しメラトニン血漿濃度を上昇させます。習慣的に行うことでメラトニンの持つ抗酸化作用でストレスを緩和し、免疫機能を活性化することが出来ます。このため、海外ではメラトニンのレベルを上昇させる瞑想が代替療法として注目されています。

引き算の瞑想が乳ガン治療後のアフターケアとして、有効だったという論文をご紹介します。。

 

 

 

 

 

引き算の瞑想が乳がん生存者の心理的・精神的幸福と睡眠の質に及ぼす影響


◆概要・背景
乳がんのサバイバーの多くは抑うつ、不安、自覚的ストレス、人生の意義の喪失など、心理的・精神的な苦痛を経験する。この苦痛は、身体的健康、生活の質および睡眠の質に影響を及ぼす可能性がある。

◆目的
本研究の目的は、乳がんサバイバーに対する引き算の瞑想(MSM)と自己管理教育(SME)グループの効果を比較・検討することである。

◆方法
韓国の女性乳がん生存者(ステージⅠ~Ⅲ)を対象に、ランダム化比較試験を実施した。MSM群(n=22)とSME群(n=24)の両方に自己報告式のアンケートを実施し、心理的および精神的な幸福感、ならびに睡眠の質を測定した。

◆結果
SMEグループと比較して、MSMグループは、うつ病(p=0.034)、不安
(p=0.036)、知覚されたストレス(p=0.009)が有意に減少し、QOL(p<0.001)、生活満足度(p<0.001)、心的外傷後成長(p=0.007)および睡眠の質(p=0.010)が増加した。

 

◆結論
引き算の瞑想は、乳がん生存者の間で肯定的な治療効果がある可能性が示唆された。この瞑想プログラムは乳がん生存者の臨床幻魔において、心理的および精神的苦痛の管理、ならびに生活の質および睡眠の改善に有用である可能性がある。

◆実践への示唆
本研究では、MSM法を乳がん生存者に適用することで、臨床的有効性と実現の可能性が示された。参加者のプログラムへの出席率が高かったことは、外来での瞑想プログラムの適用の可能性を物語っている。
(論文の一部紹介終了)

 

 

★松果体活性化による6つのメリット

1.概日リズムと睡眠を整え自然とつながる

松果体は目から情報を受け取り体内の光感知器として機能しています。明暗による環境、季節による日の長さなどを感知し体内時計の調節を行い自然とのつながりを維持する重要な役割を果たしています。


時差ぼけなどの調節も松果体が行います。「Light Medicine of the future」の著者Jacob Liberman博士によれば、動物の松果体の大きさは居住環境によって異なる説明しています。


赤道に近いところに住んでいる動物は、北部や南部に住む動物よりも松果体が小さくなります。つまり動物が環境に適応する必要性が高いほど松果体は大きく発育します。
 松果体を活性化するために、昼間は日光浴をし夜は真っ暗にして休むなど、メリハリのある光環境はとても重要です。

3.気持ちが整い仕事の効率が上がる

職業環境医学誌で発表された、17〜19時間眠らなかった時と、飲酒時(血中濃度0.05〜0.1%)した時の、運転中の認知や反射脳力の比較実験では、

眠を取らなかった時は、飲酒時と同様に運転中の認知や反射神経が低下する事が分かっています。

松果体が活性化してメラトニンが十分に分泌され良質な睡眠をとる事で、気持ちが落ち着き仕事の効率も上がります。

PubMed文献:中程度の睡眠不足と酩酊時に置ける運転能力の比較実験

 

 

5.皮膚を若く保ち生殖機能を整える

松果体から分泌されるメラトニンはメラニン色素を凝集し、魚類や両生類では体色を白くする作用を持つ事が知られていますが、メラトニンは皮膚に対しても有益な作用がある事が研究により明らかにされています。
 

メラトニンの持つ抗酸化力は、DNAの修復システムに働きかけ、酸化による皮膚の損傷の回復を促進し、放射線や有害な光から皮膚を保護します。

PubMed文献:メラトニンの皮膚への効果と展望

またメラトニンと生殖機能について世界中で多くの研究がなされています。メラトニンのレセプターは動物実験では、雌雄の卵巣、心臓、脳、肝臓などの多くの臓器にある事が確かめられていて、生殖機能調整の中核となるホルモンとして注目を集めています。

PubMed文献:動物の生殖機能とメラトニンの役割に関する研究の包括的レビュー

2.体温、血圧、活動バランスが整う

 松果体研究ジャーナルに掲載された研究によれば、メラトニンによる催眠効果は、催眠性を誘発する中核体温の調整を介して行われている事が分かっています。


 「Light Medicine of the future」より

 

「松果体は今日人間の機能の全ての側面において、重要な役割を果たす器官として認識されています。

 

松果体は、生殖機能、成長、体温、血圧、活動性、睡眠、腫瘍の成長、気分、免疫系など多岐に渡る生理的機能の調整を行っています。」

 

PubMed:メラトニンの中核体温の調整による催眠効果はより効果的か?

4.腫瘍成長を抑制し免疫力のバランスが整う

多数の研究が、多くのタイプのがんに対するメラトニンのがん抑制効果を報告しています。

 

がんの特徴としては、持続的な増殖、転移、血管新生、アポートシス抵抗性、細胞エネルギーの変化、免疫力の低下などですが、
molecules誌に投稿された記事に、メラトニンがそうしたがんの特性に関して、有望な抗がん剤として機能する基礎的、臨床的な研究がなされ支持されている事が掲載されています。

 

PsbMed文献;メラトニンとがんの特性

 

 

 

6.直感力が高まり最高の私を生きる

松果体が活性化してメラトニンが多く分泌されるようになると、睡眠も深くなり脳波がデルタ波になります。デルタ波になると、下垂体からの成長ホルモンの分泌も活発になります。

この2つは、とても強力なアンチエージング・ホルモンで、老化のプロセスに関わるストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を減らします。


睡眠中に脳波がデルタ波になると、若返り、日中のストレスで傷んだ体を修復します。幼児や訓練を積んだ瞑想者以外は、デルタ波で意識を保つのは難しいですが、


私たちがリラックスして脳波をシータ波にすれば、直感力や共感能力が上がり、創造性が高まり、高次元の現実と繋がる事は可能です。

参考文献:Neuroscience Reveals The Whole-Brain State and its Applications for International Business and Sustainable Success


~松果体活性化の4つのアイディア~


1.松果体を石灰化させないアルカリダイエット

アルカリ性食品の特徴としては、システインやメチオニンなどの含硫アミノ酸の量が少ない。リンの含有量がカルシウムやカリウムに比べて少ないなどの特徴があります。
血液のPHは7.35ー7.45の非常に狭い範囲で厳密に恒常性が保たれていて、健康な人の場合にはその範囲から変わることはありません。
しかしながら、食事によって唾液や尿のPHは大きく変化していきます。尿路結石の原因は尿のPHが低下することです。

尿酸の尿中溶解度は、
pH5.0では15mg/dL

pH7.0では200mg/dL
このようにpHの上昇に伴い増加します。

尿中の尿酸の溶解度が低下すると尿酸が尿中に溶解することが出来ずに結晶化します。これが尿路結石です。

尿のpHを上昇させるには野菜や果物などのアルカリ性食品たくさん摂取しましょう。特にクエン酸を豊富に含むレモンや梅干しなどは良質な食材です。

このように尿路結石を防ぐには尿のpHをアルカリ性にしておくことが大切ですが、脳の真ん中の松果体を石灰化させないためにも、この考えはとても大切です。

松果体を石灰化させないためにアルカリ性の食品を沢山摂取しましょう。

参照;心を整え免疫力をアップする食事

3.松果体を活性するハーブや食品を使用

 Marcovitchとスタンレーは、ホウ酸は、フッ素に対する解毒剤であることを発見しました。ホウ酸は、微量鉱物であるホウ素の最も一般的な形態です。

ホウ素含有量の高い食品の例です。


アボカド、アーモンド、バナナ

豆、ビーツ、ヒヨコマメ、くるみ

ヘーゼルナッツ、プルーン、レーズン

私たちは、これらの食品の酵素を壊さず加工するレシピを使っています。

参考文献:マルコビッチとスタンレーの研究

 

2.松果体デトックスに役立つフルーツ

松果体はメラトニンの産生を担います。メラトニンは、体の睡眠・覚醒サイクルを維持し、女性の生殖ホルモンのタイミングと放出を制御し、フルーラジカルによる細胞の損傷や老化から体を守る、抗酸化物質です。

 
全米研究評議会は、「フッ化物はメラトニンの産生能力を低下させ、正常な松果体機能に影響を及ぼし、結果的に私たちに様々な影響を及ぼす可能性がある」と述べています。
 
  例えば南国のフルーツのタマリンドはフッ素を排泄する能力が研究により証明されています。

 

 

◆参照:Ameliorative Effect of Tamarind Leaf on Fluoride-Induced Metabolic Alterations.

4.松果体を活性化するケイ素配合

最近の研究では松果線上に、内耳の方解石の結晶構造と非常に類似した構造があることが分かっています。

 このことから松果体が外部の電磁場の信号をキャッチし、無線送受信機として機能している可能性があることが分かってきました。

  
 ケイ素を摂取することで、神経の流れを良くすることで、電気信号の送受信機としての松果体の機能が活性化し、脳の情報処理能力が高まります。

 ケイ素の摂取は脳力開発や認知症の予防にも役立つと言われています。